日本鉄道建設公団法 設置とその背景について考える

今回は、鉄道建設公団、現在の「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」の前身の組織となります。 法律第三号(昭三九・二・二九)の「日本鉄道建設公団法」に基づき設立された法人で、昭和39年3月23日に国鉄と運輸省の出資で誕生しました。 鉄道建設公団の目的は、第1条を参照しますと。 第一条 日本鉄道建設公団は、鉄道新線の建設を推進することにより、鉄道交通網の整備を図り、もつて経済基盤の強化と地域格…

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鉄道公安職員の職務に関する法律の制定とその背景

現在は鉄道警察隊という組織がJRの駅を中心に有りますが、国鉄時代には鉄道公安職員、「公安官」と呼ばれる国鉄職員がいました。 鉄道公安官は、法律第二百四十一号(昭二五・八・一〇)鉄道公安職員の職務に関する法律により定められたもので、国鉄職員として採用されて2年経たものから選考試験により採用され、あくまでも国鉄職員としての身分でした。 条文を参照しますと。 「日本国有鉄道の列車、停車場その他輸…

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戦傷病者等の日本国有鉄道無賃乗車等に関する法律 制定とその背景

みなさんこんにちは、久々の更新させていただきます。 本日は昭和30年に制定された、傷痍軍人の無賃乗車に関する規程について簡単に解説を加えていこうと思います。 現在も、制度としては残っておりまして、法律も省令も現行です。 なお、この法令が適用されるのは、日本国有鉄道の法人格の流れを汲むJR旅客会社各社となります。 こうした法律が出来た背景には、占領中には軍人恩給の支給が停止されたうえ、本人…

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